凝ったらこまめにほぐす。これさえ守れば、重篤な状態には至らないはず。
毎日数分でできる予防策をできるものから実践してみよう。
YOGA カラダを見つめ直し、痛みの原因を探る。
ヨガの目的は、ポーズをとりながら自分のカラダと向き合い、どこの筋肉が硬いのか、弱っているのかを探ること。そうすることで、肩こり・腰痛の原因のひとつである姿勢不良を改善することができる。
ポーズをとって意識した筋肉を伸ばすことと同等に大切なのが、呼吸だ。動作に入る前に、まずは自分の呼吸を観察しよう。普段よりもたっぷり息を吸い、ゆったり吐き、深い呼吸を繰り返す。そのリズムをキープしながらポーズに入り、３〜５呼吸。カラダがほんのり温まるはず。
今井美紀さん／ヨガインストラクター。Balancise代表。プロ野球選手、プロゴルファー、オリンピアンなどアスリートを中心にスポーツコンディショニングのためのヨガを指導。大学での講義、メディア監修など幅広く活躍中。
取材・文／黒澤祐美 撮影／小川朋央
スタイリスト／高島聖子 ヘア&メイク／天野誠吾