【Tarzan】
今年もおもしろくなるぞ!
フィットネス予測


新年明けましておめでとうございます! 2015年という一年を より充実させるべく、『ターザン』的フィットネス予測を作ってみました。 マラソンレースに参加型イベント、最新ジムやトレーニングのオンライン化、 そして食品業界の規制緩和など、知っておいて損はないトレンドが 合計20項目! その中には2016年のリオ五輪、その先の東京五輪に向けた 注目選手情報も。これさえ読めば今年のフィットネストレンドを 幅広く把握できるはず。いち早く流行をキャッチ!

ターザン編集部員が選ぶフィットネス予測ランキング !

後ほど取り上げるニュースを「Tarzan」誌スタッフがランク付け! その上位はランニング、ジムなど納得の項目。さて、あなたはどれに注目しますか?

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オブスタクル、ラン、フィットネス。今年のスポーツイベントのトレンドを探る。

ランニングブームを機に一気に数が増えた感のある日本のスポーツイベント。 マラソンレースに出場したことでイベントの楽しさを知り、自ら小規模のランイベントを企画したり、 海外発のオブスタクルレースに出場するなど楽しみの幅を広げている人も増えている。 そんなトレンドを反映するように、地方都市のレースの急増、趣向を変えたイベントの開催など、特にランニングイベントは今年さらにバラエティ豊かになるものと予想される。 またフィットネスイベントや、2013年に日本で盛り上がったオブスタクルレースにも再び注目したい。あなたはどれを選ぶ?

オブスタクルレース スパルタンレース上陸の可能性は?

海外ではポピュラーなオブスタクルレース(障害物レース)。 日本では2013年にスタートした『ウォリアーダッシュ』がこのレースの裾野を広げようとしていたが、昨年春に大阪で開催予定だった第4回大会が直前に突然中止。 その後、国内のオブスタクルレース事情はやや盛り上がりに欠けていたというのが正直なところだ。 残念ながら、今年国内でウォリアーダッシュが再開するとの情報は現時点ではまだない。しかし明るい兆しも見られる。 ハードコア障害物競走として知られる『スパルタンレース』が2013年よりリーボック社とパートナーシップを結んでおり、 アメリカを中心に人気が高まる一方。現時点で日本開催は未定とのことだが、そう遠くない日に上陸するかもしれないのだ。 また、過酷といわれる『タフマダー』にも注目。 英語の仮登録ページ(toughmudder.com/events/pre-registration)があり、日本開催を示唆する記載も。体力自慢はぜひ。

地方都市の大規模レースに注目! 今年は富山、岡山、金沢などでもスタート。

東京をはじめ大阪、京都、神戸、そして昨年秋には福岡でも1万人規模の市民マラソンレースがスタートしているが、今年はその流れがさらに加速しそうだ。 「今年新規で始まるのは富山、岡山、金沢など。 これらの都市で1万人規模というのはその地域の少なくない割合の人が参加する計算になり、 盛り上がりによってはマラソンが新たな地元コミュニティにつながる可能性もあります。また、倍率の高い大会を避けてそれらのレースに遠征するランナーも多いはず。 特にその地域の出身なら地元を走る楽しみを見いだせますからね」(樋口幸也さん)

「大会場でフィットネス」が流行る?

ジムでやっているスタジオダンスエクササイズを、世界中の有名インストラクターの指導を受けながら楽しめるのが毎年秋に開催される『JAPAN IFT』。 延べ1000人以上の参加者を集める日本最大級のフィットネスイベントだ。 「国内外で活躍するプレゼンターが一堂に集い、パーカッションの生演奏も加わり、盛り上がります。 カリスマ性溢れるプレゼンターと会場全体の熱をぜひ皆さんにも感じていただきたいですね」(事務局代表の桑原裕子さん)

ランニングイベント エンタメ化で参加者の裾野はさらに拡大。

「最近、従来のレースに飽き足らないランナーたちがこぞって始めているのがフォトロゲイニング。 これは渡された地図をもとにチェックポイントを回って得点を獲得する競技で、ポイントに到達した証明として写真を撮影し、制限時間内にゴール地点に戻るというもの。 ルートを自分で決められるナビゲーション要素があって、年齢や性別、ランニング経験を問わず幅広く参加できるのが特徴です」(樋口さん) 日本フォトロゲイニング協会によると、各地で名所やグルメポイントを巡る大会が増えているとか。 「昨年多くの参加者を集めたカラーランやエレクトリックランは今年さらに規模が拡大するでしょう。 距離が短く初心者でも完走が可能で、イベントを楽しむことが一番の目的。 大勢の学生や若者がグループで参加しており、これをきっかけにマラソンを始める人も多いはず。 ランニングブームといわれて10年近く経ちますが、まだまだ層が広がる余地はあると思います」

取材・文/石飛カノ 撮影/千葉 諭 料理/吉田美生 取材協力/吉谷佳代(管理栄養士、スポーツ栄養士)

tarzan671-00『ターザン(671号)』は、「人生最後のダイエット」特集です。
2015年1/22号(1/5発売)マガジンハウス 定価550円(税込)